ゴルフにおいて「スコアアップ」を目指す際、クラブやボールの選択に目が行きがちですが、実は最も重要なギアの一つがゴルフシューズです。
ゴルフは1ラウンドで約10km前後を歩くスポーツであり、傾斜地や芝の上でフルスイングを支える土台となります。
自分に合わないシューズは、疲労を蓄積させるだけでなく、スイングの軸を狂わせる原因にもなります。
本記事では、スコアアップに直結するゴルフシューズの選び方を、詳しく解説します。
ソールの種類を選ぶ:スパイク vs スパイクレス
シューズ選びの最初の分岐点は、ソールの形状です。
それぞれの特徴を理解し、自分のプレースタイルに合わせて選びましょう。
スパイクシューズ(ソフトスパイク)
樹脂製の鋲(スパイク)が装着されているタイプです。
- メリット:グリップ力が圧倒的に高く、雨の日の濡れた芝や急な傾斜地でも足元が滑りません。スイング時の「蹴り」を最大限にボールに伝えたいパワーヒッターに向いています。
- デメリット:鋲が地面に刺さるため、歩行時の突き上げ感を感じやすく、スパイクレスに比べると疲れやすい傾向があります。
スパイクレスシューズ
ソールがラバーの突起などで構成されているタイプです。
- メリット:歩行時のクッション性に優れ、スニーカーに近い感覚で疲れにくいのが特徴です。2026年現在は技術革新により、スパイク並みのグリップ力を持つモデルも増えています。
- デメリット:極端に深いラフや激しい雨天時には、スパイクに一歩譲る場面があります。
スコアUPのヒント:下半身の安定を最優先するなら「スパイク」、後半の歩き疲れによるミスショットを防ぎたいなら「スパイクレス」がおすすめです。
締め付け方式を選ぶ:ボア(BOA) vs 紐(シューレース)
フィット感の調整方法は、プレーの集中力に影響します。
- ボア(ダイヤル式):ダイヤルを回すだけで均一に締め付けができ、脱ぎ履きも一瞬です。プレー中に緩むことが少なく、常に一定のホールド感を維持できます。
- 紐式:足の甲は緩めに、足首周りはタイトになど、部分的な調整が可能です。プロや上級者の中には、微妙な感覚を大切にするため、あえて紐式を好む人も多くいます。
素材の特性を知る:人工皮革 vs 天然皮革 vs メッシュ
素材選びは、快適性とメンテナンス性に直結します。
- 人工皮革:現在の主流です。防水性に優れ、汚れが落ちやすく、型崩れもしにくいのが特徴です。
- 天然皮革:履き込むほど足に馴染みますが、水に弱く手入れが大変です。
- ニット・メッシュ:圧倒的な軽さと通気性が魅力ですが、防水機能(ゴアテックス等)が備わっているかを確認する必要があります。
スコアアップのための試着チェックポイント
購入前に必ず以下の3点を確認してください。
- 厚手のソックスで試着する:ゴルフ用の厚手ソックスを履いた状態でサイズを合わせないと、プレー中に足が圧迫されます。
- カカトのホールド感:カカトが浮いてしまうと、スイングが不安定になります。
- スイングの動きをしてみる:ただ歩くだけでなく、実際にその場で捻転動作をしてみて、足が靴の中で遊ばないかを確認しましょう。
ゴルフシューズ選びの比較まとめ
| 項目 | スパイク | スパイクレス |
| グリップ力 | ◎(最強) | 〇(十分な性能) |
| 歩きやすさ | △〜〇 | ◎(快適) |
| スイングの安定感 | ◎(軸がブレにくい) | 〇 |
| おすすめの人 | 飛距離重視、競技志向 | エンジョイ派、疲れを抑えたい人 |
まとめ
ゴルフシューズは、地面とあなたを繋ぐ唯一の接点です。
自分のスイングタイプや、よく行くゴルフ場のコンディション(アップダウンの多さなど)を考慮して選ぶことが、結果として「後半の粘り」を生み、スコアアップへと繋がります。
最高の相棒となる一足を見つけて、18ホールを快適に走り抜きましょう。












