神奈川県秦野市の丹沢山麓に静かにたたずむ大秦野カントリークラブは、昭和48年(1973年)の開場以来、半世紀にわたって多くのゴルファーに親しまれてきたゴルフ場です。
設計を手がけたのは、日本ゴルフ界の黎明期を牽引した伝説のプレーヤー・中村寅吉氏。
その名匠が丹沢の地形を巧みに活かして描いたコースは、思い切ったショットから繊細なタッチまで、多彩なプレーを求める本格的な18ホールとして高い評価を受けています。
東京都心からもアクセスしやすい立地でありながら、豊かな自然に囲まれた環境は、日常の喧騒を忘れさせる別世界の時間をゴルファーに提供してくれます。
コースの特徴:自然を生かした多彩なレイアウト
大秦野カントリークラブのコースは、OUTコース(9ホール)とINコース(9ホール)からなる全18ホール構成です。
グリーンはAグリーン・Bグリーンのベント2グリーン制を採用しており、コンディションによってピンの位置や攻め方が変わるため、訪れるたびに異なる戦略が求められます。
ヤーデージはAグリーン・Whiteティー基準でOUTが2,961ヤード(パー36)、INが2,451ヤード(パー35)、合計5,412ヤード・パー71となっています。
一見コンパクトに見えますが、丘陵地形を活用したホール設計により、打ち上げ・打ち下ろし・ドッグレッグが随所に組み込まれており、数字以上の手応えを感じさせるコースです。
OUTコースは、全体的にロングヒッターが優位に立てる一方で、スコアを崩しやすい罠も潜んでいます。
ハンディキャップ1に設定された4番ホール(パー5)は、コース最難関として知られており、正確なコースマネジメントが問われます。
3番ホール(パー3、128ヤード)と6番ホール(パー3、153ヤード)のショートホールは、距離こそ短めながらもグリーン周辺の造形が巧みで、ニアピン推奨ホールに指定されています。
INコースは、OUTに比べてよりトリッキーな構成です。
総ヤード数はINが短めですが、フィニッシュの18番ホール(パー5、394ヤード)に向かって戦略的な判断を積み重ねる必要があります。
特に名物ホールとして指定されている8番ホール(パー5、498ヤード)は、コース内でも屈指の見どころであり、ドラコン推奨ホールにも選ばれている9番ホールとともに、OUTの後半を盛り上げるハイライトとなっています。
INでは12番ホール(パー3)がニアピン推奨ホールに設定されており、仲間内のコンペを一層楽しくしてくれるアクセントになっています。
公式サイトは「訪れるたびに新たな感動と出会わせてくれる」と表現していますが、まさにその言葉通り、プレーを重ねるごとに発見がある奥深いコースです。
施設の魅力:相模湾を望む絶景レストランと充実のサービス
クラブハウスは快適なラウンジとレストランを備えており、ラウンド後にゆったりとくつろげる空間が整っています。
レストランの最大の魅力は、相模湾を一望できる眺望です。
プレーの余韻に浸りながら望む海の景色は、格別のひとときとなるでしょう。
営業時間は平日7:00〜16:30(ラストオーダー16:00)、土日祝は6:30〜16:30(ラストオーダー16:00)です。
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コンペルームは設けられていませんが、レストランにてコンペ用の場を用意してもらうことができます。
コース内売店は自動販売機(ソフトドリンクのみ)での対応となっており、スコアカードホルダーをかざして購入する方式です。
レンタルクラブは男女ともに1セット3,300円(税込)、レンタルシューズは1足550円(税込)で利用可能です。
ただし数に限りがあるため、事前の問い合わせが推奨されています。
ラウンドスタイルはGPSナビ付き乗用カートを使用しており、なお2026年4月1日よりセルフプレーのみの対応となっています。
練習設備としてはドライビングレンジが25ヤード・5打席あり、1カゴ30球300円(税込)で利用できます。
本格的なウォームアップというよりも、スイングチェックやアプローチ感覚を整えるのに適した設備です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| ゴルフ場名 | 大秦野カントリークラブ |
| 所在地 | 神奈川県秦野市横野500 [地図] |
| 電話番号 | 0463-75-1616 |
| 開場日 | 1973年9月24日 |
| コース | 18ホール(OUT・IN) |
| グリーン | ベント2グリーン(A・B) |
| 総延長 | 5,412yd(Aグリーン・White) |
| 設計者 | 中村寅吉 |
| 運営 | PGM |
| クラブバス | 秦野駅より毎日運行(約20分) |
| 最寄りIC | 秦野中井IC(約15分) |
| 練習場 | 25yd / 5打席 |
まとめ
大秦野カントリークラブは、伝説の名設計者・中村寅吉氏が丹沢の自然地形に刻んだ18ホールを、半世紀を経た今なお受け継ぐゴルフ場です。
距離だけでは測れないコースの難しさと面白さ、そして相模湾を眺めながらくつろげるレストランの開放感は、プレーの満足度をいっそう高めてくれます。
小田急線・秦野駅からのクラブバス運行(約20分)により、車を持たないゴルファーにとってもアクセスしやすい点も大きな魅力です。
ビギナーからベテランまで、訪れるたびに新たな発見があるこのコースに、ぜひ一度足を運んでみてください。
参照元:公式サイト


















