蔵王連山を遠望する宮城県柴田郡村田町。東北自動車道の村田インターチェンジから5kmほど走ると、丘陵地の稜線に沿うように仙台南ゴルフ倶楽部は姿を現します。
1993年4月29日に開場したこのコースは、ジャック・ニクラウスの設計・監修によって生まれた、東北を代表するメンバーシップコースです。
竣工を担ったのは鹿島建設株式会社。経営会社は株式会社仙台南ゴルフ倶楽部。
コースレーティング74.1、スロープレーティング133という数字が、その格の高さを静かに物語っています。
コース戦略
全18ホールはOUT・INそれぞれパー36の構成で、合計7,101ヤード(パー72)を誇ります。
ホワイトティーではOUT3,150ヤード・IN3,085ヤードの計6,235ヤード。
グリーンはベントグリーン。丘陵コースでありながらフェアウェイは広々と開放感にあふれていますが、それは「ダイナミックに攻めてほしい」というニクラウスからの誘いでもあります。
随所に仕掛けられたバンカー、池、そして左右OBが、攻略ルートを徹底的に絞り込んでいます。
OUTコースでは、1番(パー5・ホワイト488ヤード)の広々としたスターティングホールで幕を開けますが、第1打・第2打ともに左OBへの注意が早くも試練を課してきます。
3番(パー4・326ヤード)はフェアウェイセンターに置かれたポットバンカーが心理的プレッシャーをかけ、4番(パー4・339ヤード)はグリーン手前に構えた大きな池が正確なアプローチを要求します。
6番(パー4・413ヤード)は右ドッグレッグの長いミドルで、右クロスバンカーがロングヒッターを悩ませる難関ホール。
そして8番(パー3・156ヤード)は「滝の流れる名物ホール」として知られ、その景観はコース随一の見せ場となっています。
INコースは、10番(パー5・482ヤード)の左ドッグレッグから始まります。
グリーン手前100ヤード地点に待ち受けるクロスバンカーが第3打の選択を複雑にします。
13番(パー4・375ヤード)は右サイドに長いクロスバンカーが広がり、左の山裾を狙うラインが賢明な選択です。
15番(パー5・492ヤード)はクラブハウスへ向かって打ち進む雄大なロングホールで、グリーン右サイドに迫る池が最後まで気を抜かせません。
最終18番(パー4・339ヤード)は打ち上げのフィニッシュホール。
左サイドに6つ並ぶクロスバンカーが無言の圧力をかけ続け、第2打は1クラブ大きめの選択を迫られます。
プレースタイルはセルフとキャディ付から選択でき、5人乗り乗用カートを使用します。
施設の魅力
クラブハウスには、ロビー・カフェ・レストラン・コンペルーム・ショップ・ロッカー・練習場・コース売店が揃っています。
練習場は150ヤード・10打席。
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基本情報
| 項目 | 内容 |
| ゴルフ場名 | 仙台南ゴルフ倶楽部 |
| 住所 | 〒989-1302 宮城県柴田郡村田町沼田字中屋敷200 →GoogleMap |
| ホール数 | 18ホール / パー72 |
| コース構成 | OUTコース・INコース |
| グリーン | ベントグリーン |
| 総延長 | 7,101ヤード(フルバック) / 6,235ヤード(ホワイト) |
| コースレート | 74.1 |
| スロープレート | 133 |
| 開場年月日 | 1993年4月29日 |
| コース設計・監修 | ジャック・ニクラウス |
| 竣工会社 | 鹿島建設株式会社 |
| 経営会社 | 株式会社仙台南ゴルフ倶楽部 |
| 練習場 | 150ヤード / 10打席 |
| 最寄りIC | 東北自動車道 村田IC(約5km・約10分) |
| 最寄り空港 | 仙台空港(車で約40〜45分) |
| 電話番号 | 0224-83-5521 |
まとめ
仙台南ゴルフ倶楽部は、コースレーティング74.1が示すとおり、東北トップクラスの難度を備えた本格チャンピオンシップコースです。
広大なフェアウェイが放つ開放感の裏側に、ニクラウスが周到に仕掛けたバンカーと池の罠が潜んでいます。
蔵王連山を望む雄大な自然の中で、戦略的なコースマネジメントを問い続ける18ホール。
訪れるたびに新しい発見があるコースです。
参照元:公式サイト












