磐梯山を仰ぎ見ながら、スループレーで爽快にラウンドできるゴルフ場が、星野リゾートの傘下に位置する「メローウッドゴルフクラブ」です。
福島県磐梯町の標高700メートルに位置し、市街地より3〜5℃低い涼しい環境の中、カジュアルスタイルでコースに臨めるというスタイルが、近年ますます注目を集めています。
「Tシャツでもゴルフを」という方針のもと、ドレスコードを緩和し、気軽に自然の中でプレーを楽しんでほしいという思いが随所に感じられる施設です。
コース戦略
18ホール、PAR72、6,792ヤード(RTティー)のこのコース(丘陵・ベントグリーン)は、一見するとリゾートらしい景観の中にありながら、その戦略性は一筋縄ではいきません。
白樺の樹林やクリークがホール各所に彩りを添えつつ、ウォーターハザードとバンカーが要所に配置されており、第1打のポイントを見極めなければ、グリーンへの道は容易に開かれません。
フェアウェイのアンジュレーションにも周到な配慮が施されており、スコアをまとめるには冷静なコースマネジメントが求められます。
前半(OUTコース)では、1番の右ドッグレッグのロングホールに始まり、3番・12番・13番では池越えの判断力が問われます。
5番ホールは磐梯山を一望できる名物ホールで、大きな2段グリーンがスコアをかき乱す難関です。
7番のフェアウェイ中央には磐梯山の形を模した岩が据えられたバンカーがあり、コースの個性を強く印象づけます。
後半(INコース)に入ると、10番の右ドッグレッグや15番の距離のあるロングホールが体力をじわりと削ります。
17番では磐梯山と猪苗代湖を同時に望む絶景が広がりますが、池とバンカーが攻略の難度を引き上げています。
締めくくりの18番は401ヤードの打ち下ろしで、グリーン左手前への正確な2打目が問われる高難度ホールです。
コース全体を通じて、スコアの出にくい設計でありながら、自然の風景がプレーヤーを飽きさせません。
設計者は本橋栄一氏、コース面積は105万㎡。1994年7月23日に開場したこのコースは、30年以上の歴史をもちます。
施設の特徴
メローウッドゴルフクラブは完全セルフスループレーを採用しており、18ホールをノンストップで回り切る爽快なプレースタイルが最大の特徴です。
通常のスループレーであれば18ホールで約4時間が目安とされています。
乗用カートにはカートナビが搭載されており(アーリーバード・アフタヌーンプランを除く)、初めてのコースでも安心してラウンドに集中できます。
施設面については、フロント・レストラン・大浴場は営業しておりません。
クラブハウス正面玄関はクローズしており、受付はマスター室で対応しています。
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ショップではパン・お菓子・アイス・ボール・小物を取り扱っており(7:30〜15:00)、コース売店(OUT5番・IN14番)ではソフトドリンク・アルコールの自動販売機が利用できます。
ランチはプレーヤー自身が準備する必要がありますが、その分フットワーク軽く高原の空気を楽しみながらプレーに専念できるスタイルといえるでしょう。
なお、隣接する磐梯山温泉ホテル(星野リゾート運営)への宿泊と組み合わせることで、プレー後の温泉滞在も楽しむことができます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| ゴルフ場名 | 星野リゾート メローウッドゴルフクラブ |
| 所在地 | 福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838番地68 →GoogleMap |
| ホール数 | 18H / PAR72 |
| 総延長 | 6,792Y(RTティー) |
| コース種別 | 丘陵 |
| グリーン | ベント |
| 設計者 | 本橋栄一 |
| 開場日 | 1994年7月23日 |
| 2026年営業期間 | 2026年4月18日(土)〜11月8日(日)予定 |
| 最寄りIC | 磐梯河東IC(約15分)・猪苗代磐梯高原IC(約25分) |
| 最寄り空港 | 福島空港(車で約50分) |
| TEL | 0242-74-5050 |
まとめ
標高700メートルの涼やかな高原に広がるメローウッドゴルフクラブは、磐梯山・猪苗代湖という雄大な景観を背景に、全18ホールで戦略性を存分に楽しめるコースです。
スループレーで約4時間という時間効率の良さ、カジュアルスタイル歓迎のアプローチは、ゴルフをより身近なものとして楽しみたいすべてのプレーヤーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
一方でコースの難度は決して低くなく、何度訪れても新たな発見がある奥深さを持っています。
東北の短い夏を最大限に味わえるこのコースに、ぜひ一度足を運んでみてください。
参照:公式サイト








