武蔵野台地の緑の稜線と、遠く連なる秩父多摩の山並み。
都心から車で約1時間の距離にありながら、一歩足を踏み入れれば、喧騒とは無縁の静謐な世界が広がります。
東京都青梅市に位置する東京バーディクラブは、「VIPを招くにふさわしい品格あるコース」を自任する会員制ゴルフ場です。
2025年にはクラブハウスを大幅リニューアルし、都内では希少な露天風呂やサウナを新設。
歴史と刷新が重なり合う今、あらためてその魅力を紹介します。
コース戦略
全18ホールは「OUT COURSE」(1〜9番)と「IN COURSE」(10〜18番)で構成され、各ホールに梅グリーン・藤グリーンの2グリーン制を採用。
武蔵野の自然地形を巧みに活かした造りが、プレーごとに異なる戦略的判断を求めてきます。
OUTコースは、平坦で広々とした1番ホール(パー4)から始まり、プレーヤーをじわりと試していきます。
3番(パー5)は左ドッグレッグの大らかなロングホール。
広いフェアウェイに気が緩みそうになる一方、4番(パー3)では谷越えが待ち受け、正確な距離感と高さの計算が不可欠です。
5番(パー5)は右ドッグレッグで、大きなメタセコイヤを目印にティショットの方向を定めるのが定石。
フロントナインのハイライトのひとつは6番(パー4)で、打ち上げの右ドッグレッグという構成から「右の近道」を狙いたくなる衝動を抑えることが好スコアへの鍵となります。
8番(パー3)は打ち下ろしの池越えショート。
バンカー群がグリーンをガードし、梅グリーン使用時には右OBも意識した繊細な番手選びが問われます。
INコースに入ると、地形の変化がいっそう豊かになります。
10番(パー4)は2段フェアウェイによって圧迫感を感じやすく、ティショットをやや右目に振ってラインを整えるのがセオリー。
12番(パー4)は高台からの打ち下ろしが爽快なミドルホールながら、第2打は登り勾配のため大きめのクラブが求められます。
13番(パー5)はやや右ドッグレッグの長大なロングホールで、グリーン手前120ヤード付近に潜む見えないバンカーが最大の落とし穴です。
17番(パー3)は、太鼓橋の架かった池と岩肌を流れる滝の池が左右を囲む、コース随一の景勝ホール。
その美しさとは裏腹に距離と難度はともに高く、キャリーで正確に攻め切るショットが試されます。
締めくくりの18番(パー5)は緩やかな打ち上げのロングホールで、藤グリーン手前にはアリソンバンカーが構えます。
グリーンが稜線の奥に隠れているため距離感を過信すると足元をすくわれる、思慮深いフィニッシュホールです。
総延長ヤードは、ヤーデージ表(REGULARティ・梅グリーン)にてアウト3,062ヤード・イン3,015ヤード、計6,077ヤードと記載されています。
食・施設の魅力
2025年のリニューアルで生まれ変わったクラブハウスは、クラシックな重厚感をそのままに、木の温もりを取り入れた空間へと変貌しました。
目を引くのが男性浴室に新設された露天風呂とサウナで、都内のゴルフ場では希少な設備として注目を集めています。
女性浴室には檜風呂の露天風呂が用意され、アメニティ・パウダールームも整備済みです。
練習場は240ヤード・17打席の規模を誇り、ラウンド前のウォームアップに十分な環境が整っています。
レストランでは、青梅の地産食材と各地から厳選した素材を合わせた料理が揃います。
人気の「黄金卵の焼カレー」は八ヶ岳温泉卵とチーズを特製カレーに合わせ、テーブルの前でバーナー仕上げする一品。
「長崎県 五島列島産 真アジフライ御膳」は五島産真アジの肉厚な旨みが楽しめます。
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麺類では「信州さくらそばとネギトロ丼」や「山梨県八ヶ岳卵のとろろそば」といった個性豊かな組み合わせも揃い、コースと同様に季節ごとの表情を纏ったラインナップとなっています。
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基本情報
| 項目 | 内容 |
| ゴルフ場名 | 東京バーディクラブ |
| 住所 | 東京都青梅市小曽木5丁目2943番地 [地図] |
| ホール数 | 18ホール(OUT・IN各9ホール / 梅・藤2グリーン制) |
| コース構成 | OUT COURSE / IN COURSE |
| 練習場 | 240ヤード・17打席 |
| 最寄りIC | 圏央道「青梅IC」より約7km(約10分) |
| 電車アクセス | JR青梅線「東青梅駅 北口」よりクラブバスで約15分 |
| 運営会社 | 株式会社ユニマット プレシャス(UNIMAT GOLF) |
まとめ
東京バーディクラブは、武蔵野の豊かな自然景観と18ホールの戦略的コース設計、そして2025年に生まれ変わった快適な施設が三位一体となった、都内近郊では随一のVIPゴルフ場です。
どのホールにも明確な攻略テーマがあり、上級者も満足できる奥行きを持っています。
接待や記念ラウンドの舞台としても申し分なく、一度プレーすれば、その格調の高さが長く記憶に残るはずです。
参照元:公式サイト













