仙台市青葉区の丘陵地に広がる西仙台カントリークラブは、1970年の開場以来、半世紀以上にわたって東北ゴルフの歴史と歩みをともにしてきたコースです。
1972年から16年間にわたり、東北で初めての男子プロゴルフトーナメント「東北クラシック」の舞台を務めた実績は、今もこのコースの誇りであり続けています。
蔵王連峰、船形連峰、七ツ森といった雄大な山並みを一望しながら、真の実力が問われる18ホールに挑む。
そんな体験を求めて、東北各地からゴルファーが集います。
コース戦略
現在の西仙台カントリークラブは、OUTコース・INコースからなる18ホール、Par72・7,045ヤード(レギュラーティー)の丘陵コースです。
2016年に旧27ホールを再編し、男子プロトーナメント「東北クラシック」で使用したコースレイアウトに近い形で生まれ変わりました。
最大の特徴は、地形を巧みに生かした戦略的なレイアウトと、歴史ある砲台グリーンにあります。
高さのあるグリーン面に対して球を止めるには、単なる飛距離だけでなく、弾道の精度とショートゲームの精緻さが問われます。
グリーンを直接狙うのか、手前から転がすのか。状況を読む力が、スコアを大きく左右するのです。
18ホールはそれぞれに表情が異なり、樹木が立ち並ぶフェアウェイではマネジメントが問われます。
適度なアップダウンが続く地形に加え、グリーン周りには丁寧な工夫が随所に施されており、プレーヤーを飽きさせることがありません。
バック1ティーからのコースレートは73.3(7,104ヤード)。チャンピオンティーから挑めば、かつて名だたるプロたちが凌ぎを削った舞台の重さを体感できるでしょう。
カートにはGPSナビが搭載されており、初めてのプレーヤーも各ホールの攻略を安心して組み立てられます。
グリーンはベントと高麗の2グリーン制を採用。
コンディションや季節に応じた使い分けが行われており、どちらのグリーンに当たっても、その微妙な読みの違いがゲームに深みを加えます。
食・施設の魅力
クラブハウスのレストランでは、季節によりますが「カキフライ定食」が来場者から継続的に高い評価を得ています。
ラウンド中の一皿として、多くのゴルファーに親しまれているメニューです。
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コースに隣接した練習設備としては、230ヤード・18打席の打席練習場とバンカー練習場を備えており、ラウンド前のウォームアップに対応しています。
コンペルームは最大2室・60名まで利用可能で、コンペやゴルフコンテストの拠点としても活用されています。
「プレーするだけがゴルフの楽しみ方ではない」というコンセプトのもと、場内には彫刻が配置され、1日を通じて豊かな時間を過ごせる環境が整っています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| ゴルフ場名 | 西仙台カントリークラブ |
| 住所 | 〒989-3212 宮城県仙台市青葉区芋沢字横向山33 →GoogleMap |
| TEL | 022-394-2109 |
| ホール数 | 18ホール(OUTコース・INコース) |
| Par / 総距離 | Par72 / 7,045ヤード(レギュラーティー) |
| コース種別 | 丘陵コース |
| グリーン | ベント・高麗(2グリーン) |
| 設計者 | 丸毛信勝 |
| 開場 | 1970年 |
| 練習場 | 230ヤード・18打席 / バンカー練習場あり |
| コースレート | (Aグリーン)バック1:73.3 / レギュラー:71.5 / レディース:64.3 |
| 最寄りIC | 東北自動車道・仙台宮城IC(約15分) |
| 電車アクセス | JR仙山線 陸前落合駅下車 → タクシー約5分 |
| 仙台空港から | 仙台空港アクセス線+タクシーで計約55〜60分目安 |
まとめ
東北クラシックという歴史の重みを背負いながら、2016年のリニューアルで現代のゴルファーにふさわしい18ホールへと生まれ変わった西仙台カントリークラブ。
砲台グリーンと地形を生かした戦略的なレイアウトは、スコアメイクへの甘い考えを許しません。
「本当の実力者が良いスコアを作り出せる設計」というコースの哲学は、半世紀を経た今も変わらず受け継がれています。
仙台市内からほど近い立地でありながら、確かなチャレンジが待つこのコースは、腕に覚えのあるプレーヤーが一度は訪れたい一枚です。
参照:公式サイト












