千歳空港カントリークラブ:新千歳から15分 雄大な自然と緻密な戦略性が交差する北の聖地

 

新千歳空港から車でわずか15分という抜群のロケーションにありながら、一歩足を踏み入れればそこには北海道らしい雄大な原野が広がっています。

「千歳空港カントリークラブ」は、空路で北海道を訪れるゴルファーにとって、北の大地を感じる最初の一打、あるいは旅を締めくくる最後の一打を刻むのに相応しい名門コースです。

本記事では、名匠・大竹満昭氏が手掛けた27ホールの魅力から、緻密な計算が求められるグリーンの特徴、さらにはプレー後の楽しみである食にいたるまで、その全貌を客観的な視点から詳しく解説します。

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名匠・中村寅吉の哲学が息づく27ホールの構成

千歳空港カントリークラブは、「はくちょう」「せきれい」「おしどり」の3コース、計27ホールで構成されています。

設計を手掛けた中村寅吉氏は、自然の地形を最大限に活かす設計で知られ、ここでも北海道特有の緩やかな起伏と美しい樹林帯を巧みにコースへと取り入れました。

各コースはそれぞれ異なる顔を持っており、プレーヤーの技術と知性を試す仕掛けが随所に散漫されています。

はくちょうコース:ダイナミックな景観と飛距離への挑戦

3コースの中で最も距離が長く、北海道らしい広大なフェアウェイが特徴です。

豪快なティーショットを楽しめる一方で、要所に配置されたバンカーや池がプレッシャーを与えます。パワーと正確性の両立がスコアメイクの鍵となります。

せきれいコース:戦略性と繊細なコントロール

自然の起伏がよりダイレクトに感じられるテクニカルなレイアウトです。ドッグレッグや距離の長いパー4など、一筋縄ではいかないホールが続きます。

番手選びと落とし所の見極めが重要となる、知略派ゴルファーに愛されるコースです。

おしどりコース:林間に潜む静かなる罠

美しい樹木に囲まれた林間コースの趣が強いエリアです。

フェアウェイを外すと高い木々が壁となり、リカバリーを難しくさせます。静寂の中、一打一打に高い集中力を求められる、非常に趣深い構成となっています。

 

千歳空港カントリークラブ 

 

専門性を極めた「ベント1グリーン」の攻略

本コースの評価を支えている大きな要素の一つが、極めて高いクオリティで維持されたベント1グリーンです。

アンジュレーションとスピード

北海道の寒冷な気候に適したベント芝(ペンクロス等)が採用されており、通年で滑らかな転がりを体験できます。

特筆すべきは、そのアンジュレーション(起伏)の複雑さです。

単なる傾斜だけでなく、目に見えにくい細かな芝目の影響や、グリーンのスピード(スティンプメーター)の設定により、パッティングの難易度は格段に上がります。

グリーンの難しさと醍醐味

1グリーンのため、面が広くターゲットが絞りづらいという特徴があります。

ピンポジションによっては、アプローチの落とし所を間違えると大きな段を越えなければならず、3パットの危険が常に付きまといます。

ショットの精度だけでなく、グリーンの形状を逆算したマネジメントが不可欠です。

 

 

記憶に刻まれる名物ホールの特徴

数あるホールの中でも、特にプレーヤーの記憶に残るのが「はくちょうコース 9番ホール」です。

このホールは、クラブハウスへと向かって打ち進んでいく壮大なロングホールです。

フェアウェイが広く開放感に溢れていますが、グリーンに近づくにつれて池が絡み、ドラマチックな展開を生み出します。

美しい景観の中に潜む「美しき罠」は、まさに千歳空港カントリークラブを象徴する景色と言えるでしょう。

また、各コースともティーイングエリアから望む景色には電柱や人工物が極力排除されており、北海道の原生林と一体化したかのような没入感を味わえるのも、このクラブの大きな魅力です。

北海道の味覚を堪能するレストランと充実の施設

ゴルフの醍醐味はプレーだけではありません。千歳空港カントリークラブは、食事の質においても高い評価を得ています。

クラブハウス自慢の食

レストランでは、北海道産の食材をふんだんに使用したメニューが並びます。

定番のジンギスカンや、近隣の港で揚がった新鮮な海鮮を用いた丼、ボリューム満点のラーメンなど、ゴルフ場という枠を超えた美食の数々が、プレー後の疲れた体を癒してくれます。

抜群のアクセシビリティ

新千歳空港から車で約15分という近さは、移動のストレスを最小限に抑えます。

空港到着後すぐにティーアップすることも、プレー終了後にそのまま空港へ向かい、その日のうちに帰路に就くことも可能です。

レンタルクラブやシューズも充実しており、手ぶらで本格的な北海道ゴルフを楽しめる点も、遠方のゴルファーにとって大きなメリットです。

基本情報

 

項目詳細内容
所在地
北海道苫小牧市植苗291
設計者中村寅吉
コースタイプ丘陵・林間
ホール数27ホール(はくちょう・せきれい・おしどり)
グリーンベント1グリーン
アクセス(車)新千歳空港より約15分 / 道央自動車道・千歳ICより約20分
休場日冬季クローズ(12月〜3月頃 ※気象状況による)

 

 

まとめ

千歳空港カントリークラブは、空港からの至近距離という利便性を誇りながら、その実態は非常に硬派で戦略的な本格コースです。

27ホールそれぞれが持つ個性、挑戦意欲を掻き立てるグリーンのアンジュレーション、そして北海道の息吹を感じる美しい景観。

これらが高い次元で融合しており、初心者からシングルプレーヤーまで、あらゆるゴルファーを満足させる懐の深さを持っています。

北の大地での第一打をどこにするか迷っているなら、この「空港から最も近い聖地」を選んで間違いはありません。

緻密な戦略を練り、広大なフェアウェイに向かってドライバーを振り抜く快感を、ぜひ現地で体感してください。

 

千歳空港カントリークラブ 

 

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gorfitem

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