堀川未来夢:日本

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国内男子ゴルフツアーにツアー通算4勝という確かな足跡を刻み、そのうち「日本ゴルフツアー選手権」(2019年)と「日本プロゴルフ選手権」(2022年)は国内メジャー大会での優勝という記録を持つのが、堀川未来夢(ほりかわ みくむ)選手です。

賞金ランクは7シーズン連続で20位以内という安定感を誇り、コースの内外でゴルフ界を盛り上げる存在として知られています。

「未来夢」という名前の由来は「”未来”に”夢”を持て」という父の願いから。

その名の通り、常に前を向いて走り続ける姿がファンを惹きつけてやみません。

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原点と学生時代

ゴルフ好きの父の影響により3歳でクラブを握り、小学校時代は練習やルールブック精読などゴルフ漬けの毎日を送りました。

ただし少年期の堀川は、ゴルフ一筋というわけではありませんでした。

中学校に入ると一転してテニス部へ入部し、市の大会で優勝したこともあったといいます。

スポーツ全般に素質があったことがわかります。

2008年に神奈川県立厚木北高等学校へ入学すると、再びゴルフ中心の生活に戻ります。

高校時代は3年時の関東高等学校ゴルフ選手権予選・神奈川県大会個人戦で優勝したのが目立った成績で、全国区の選手ではありませんでした。

それでも腕を磨き続け、転機が訪れたのは日本大学進学後のことです。

2011年の入学後、2012年の第67回国民体育大会(岐阜県)と2013年の第68回国民体育大会(東京都)で2年連続優勝。

大学4年時にはアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権(オーストラリア)で準優勝を果たし、関東アマチュアゴルフ選手権でも頂点に立ちました。

高校時代には目立たなかった選手が、大学の競争環境の中で急速に成長した事実が、その努力の深さを示しています。

プロ入り後の歩みと転機

 

大学4年時の2014年にQTへ挑戦し、13位で通過。

翌2015年、プロとしての初シーズンで「ブリヂストンオープン」を単独首位で最終日に迎え、2位入りで初シードを手にしました。

しかし翌2016年にシードを失い、2017年にすぐ奪還。

2018年には賞金ランキング19位まで上がりました。

ただ2018年は悔しさの残る年でもありました。

「ダンロップフェニックス」と「日本シリーズ」でいずれも首位にいながら最終日に崩れ、優勝を逃しています。

その経験が翌年への原動力になりました。

2019年、「日本ゴルフツアー選手権」で初日から首位をキープし、最終日も68にまとめてツアー初優勝。

舞台が国内メジャーだったことで、この勝利の意味はひとしお大きいものでした。

賞金ランクは当時の自己最高となる6位に入り、全米オープンと全英オープンも経験。

プロとして一段階上のステージへ上がったシーズンです。

2021年には「カシオワールドオープン」で完全優勝を飾り2勝目。

2022年は「日本プロゴルフ選手権大会」と「マイナビABCチャンピオンシップ」でともに優勝し、1年で2勝を積み上げました。

 

 

「マイナビABC」では1打差2位からスタートして6バーディ・1ボギーの67で回り、通算17アンダーで逆転優勝。

この年の賞金ランクは4位と、キャリアの中でも特に充実した1年となりました。

プレースタイルの特徴と主な実績

堀川のゴルフを語るときに外せないのが、パッティングです。

得意クラブはパターと公言しており、平均パット部門では常にツアー上位にランクインするグリーン巧者として知られています。

 

 

勝負どころで決め切るパッティングは、ギャラリーを何度も沸かせてきました。

スイングはしなやかさが持ち味で、飛距離と方向性のバランスが取れています。

ボール選びにもこだわりがあり、「軟らかい打感なのに風に強い」という理由からブリヂストンの「TOUR B XS」を愛用中。

道具一つひとつに根拠を持つ、合理的な思考の持ち主です。

本人がこだわりとして挙げるのが「ボギーを打たないゴルフ」。

難しいホールでもボギーを回避しながらバーディチャンスをものにするスタイルは、スコアに安定感をもたらしています。

 

 

プレーオフで敗れたときも潔くライバルを称える姿勢は「グッドルーザー」と称えられ、ファンからの支持につながっています。

主な実績は、国内ツアー通算4勝(うち国内メジャー2勝)、国民体育大会個人2連覇、アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権準優勝、関東アマチュアゴルフ選手権優勝。

賞金ランク7シーズン連続20位以内という数字が、一時的な好不調に左右されない地力を裏付けています。

コース外でも動いています。

YouTubeチャンネルの登録者数は40万人を超え、自身のアパレルブランド「AGATTO GOLF」を立ち上げ、収益の一部をゴルフ界へ還元する取り組みも進めています。

 

 

まとめ

2023年以降は優勝がなく、2025年は2位が3回と勝利まであと一歩が続いています。

ただ5位以内が12回という数字が示す通り、上位争いにいる時間は長く次の勝利は遠くありません。

3歳でゴルフを始め、中学でテニスに転じ、高校で再びクラブを握り直し、大学でトップアマに成長した道のりは一本道ではありませんでした。

それでも「未来に夢を持て」という言葉を名前に刻んだ堀川未来夢は、国内メジャー2冠と7シーズン連続20位以内という積み重ねを武器に、5勝目を静かに狙い続けています。

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この記事を書いた人
gorfitem

ゴルフ用品、プロゴルファー、ゴルフ練習をテーマに情報発信するゴルフサイト運営者。 練習経験やラウンドでの体感をもとに、ゴルフ上達や道具選びに役立つ情報を分かりやすく紹介しています。

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