せっかく練習場に足を運び、高価なクラブを揃えても、なかなかスコアが縮まらない。ゴルフというスポーツにおいて、こうした悩みを持つ方は少なくありません。
ゴルフは「ミスのスポーツ」と言われるほど精神面や戦略が重要ですが、上達が停滞している人にはいくつかの共通した習慣や考え方が見受けられます。
本記事では、ゴルフがなかなかうまくならない人の特徴を整理し、壁を突き破るためのヒントを解説します。
目的のない「打ち込み」を繰り返している
練習場(打ちっぱなし)で、ただひたすらボールを打つことに満足していませんか?
上達が遅い人の多くは、一球ごとの意図を欠いています。
- 練習のための練習: 綺麗な球を打つことだけが目的になり、コースでの傾斜やラフといった実戦的な状況を想定していません。
- フルショットへの固執: ドライバーの飛距離ばかりを追い求め、スコアの7割を占めるショートゲーム(アプローチやパター)の練習を疎かにする傾向があります。
上達する人は、一球ごとにターゲットを決め、ミスをした際の原因を分析しながら練習に取り組んでいます。
自己流の解釈に頼りすぎている
ゴルフは非常に繊細なメカニズムで成り立つスポーツです。
自分の感覚と実際の体の動きには、想像以上のズレが生じます。
- 動画分析の欠如: 自分のスイングを客観的に見ることなく、雑誌やネットの断片的な知識だけで修正しようとすると、かえってフォームを崩す原因になります。
- レッスンの拒否: 「自分で考えたい」というプライドが邪魔をして、プロの視点を取り入れない期間が長いほど、悪い癖が定着してしまいます。
コースマネジメントという概念が薄い
技術的には悪くないのにスコアがまとまらない人は、「欲」のコントロールが苦手です。
- 常に100点のショットを狙う: 障害物があるのに無理にグリーンを狙ったり、狭いホールで迷わずドライバーを握ったりするのは、リスク管理ができていない証拠です。
- ミスの連鎖を止められない: 一度ミスをした後、それを取り返そうとしてさらに大きなミスを重ねる「自滅パターン」に陥りやすいのも特徴です。
道具や環境のせいにしがち
スコアが悪い理由を、新しいクラブが馴染んでいないことや、芝の状態のせいにしていませんか?
もちろん道具のフィッティングは重要ですが、上達が止まる人は「本質的な課題」から目を逸らす傾向があります。
基礎体力の向上や柔軟性の確保といった、地道な努力を避けていては、道具を変えても結果は変わりません。
まとめ:上達への近道は「客観視」と「基本」
ゴルフがうまくならない原因は、技術不足よりも、日頃の練習スタイルや思考の癖にあることが多いものです。
- 一球の質を高める練習を行う。
- 客観的なフィードバック(動画やプロの指導)を取り入れる。
- ミスを許容するマネジメントを覚える。
これらを意識するだけで、停滞していたスコアは確実に動き始めます。
ゴルフは自分自身との対話です。まずは自分の現在地を冷静に見つめ直すことから始めてみましょう。





